深セン-東京成田直行便(深セン航空)を用いて深センへ行ってみた

深セン深セン,深セン航空

 

深センへの行き方はいくつか存在しているが、香港を経由するのがメジャーな行き方。

一方で、深セン航空という航空会社が、成田と深センを結ぶ直行便を飛ばしている。この直行便に一度乗ってみたいと思っていたのだが、予想以上にゴールデンウィークのチケットが安かったため、思い切ってこちらを利用してみることにした。

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(深センの飛行場「深セン宝安空港」で押されるスタンプ)

深セン航空による深セン-成田直行便

深センと成田の直行便は一日一便出ていて、成田発深セン着の便が19:30発の23:10着(ZH9052)、深セン発成田着の便が13:00発の18:30着(ZH9051)。飛行時間はだいたい4時間30分で、これが本当であれば香港を経由するよりもはるかにアクセスが良い。

また、深セン航空はスターアライアンスに加盟しており、ANAとエアチャイナがコードシェアをしている。といっても、ANAからチケットを購入するメリットはほとんどないと言って良いため、素直にCtripから購入するのが良い。

定時就航率

これをみたはやいだろう。
まずは成田発深セン着の便から。

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正直、定時就航率は極めて悪い。私が乗ったときには、成田は時間通りに出発したものの、一時間も遅れて到着した(どこで時間がかかったのかは不明)。

中国国内向けのCtripである「携程」から送迎タクシーを頼んでいたのだが、タクシーの運転手もマジギレである(現地のSIMカードに換えたら、大量に電話が入っていてビビった)。

そして、深セン発成田着の便。

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成田発に比べれば良いのだが、私が乗ったときには2時間ほど遅れた。現地の空港を出発することが出来ず、まだ離陸していないのに機内食が配膳され、配膳されている途中で離陸するからパニックである。

というふうに、基本的に深セン航空の直行便は定時就航率が極めて低い点を抑えておく必要がある。
そして、ANAはコードシェアをしているといいつつ、機内に日本語が通じる乗務員は存在しないため、中国語か英語を用いなければコミュニケーションを行うことができない(ちなみに、私が搭乗したときは英語すら危うかった)。

搭乗手続き

往路(成田〜深セン)

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成田での搭乗業務はANAが行っているため、非常にスムーズ。私は機内預かりの荷物がなかったので、セルフサービスの機械を用いて搭乗券をGET。

なお、昨年SFCを取っていたので、発行された航空券にも「NH*G」の印字が。また、今回はANAではなく深セン航空で直接チケットを購入したのだが、深セン航空の端末から「VIP搭乗ありがとうございます」的なメッセージが発せられていた。

復路(深セン〜成田)

深セン空港は普通に英語が通じるため、カウンタへ赴きパスポートと予約券を見せれば問題ない。

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このような、やたらとカラフルな搭乗券をもらうことが出来る。

チケットをもらったら、あとはそのままゲートまで向かうだけだ。

空港の様子

空港の様子と空港へのアクセスは、別途下記に記事を書いている。

飛行機

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Boeing 737-800という中型のもの。乗り心地は悪くないのだが、行きの便では爆買い中国人が大量に搭乗しており、荷物の預け入れ棚が全て埋まってしまっていた。ので、手荷物を持っている場合には早めに搭乗したほうが良さそうだ。

帰りの便は比較的平和だったのだが、記載をしたとおり定時就航率が極めて悪く、私自身も行き帰りで相当な時間のロスを喰らった。もう少し金額が安ければ(具体的にはHK Expressくらい…)愛用したいところなのだが、往復4万円程度でこの定時就航率の悪さは少し気になるところ。ということで、個人的にはもう二度と使うことはなさそうだが、記念にレポートを書いた次第。

Posted by webnetforce