iPhone 6s・iPhone 6s PlusにSuica内蔵→おサイフケータイ化の改造は出来ない!

2018年7月8日デジタルガジェットガジェット,iPhone

 

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iPhone 6・iPhone 6 Plus時代には、iPhoneを分解して液晶ディスプレイの下にぺらぺらに溶かしたSuicaを入れる、という手法でSuicaを内蔵することが出来た(当然、Edyやnanacoも対応)。ただし、iPhone 6 / 6s plusでは出来ないので要注意。

iPhoneへのSuica/Edy/nanaco内蔵→おサイフケータイ化とは?

iPhone 6時代までは、次の手順でSuicaを内蔵することが出来た。

  • ジクロロメタンを用いて、Suicaをぺらぺらに溶かす(薄さ0.01mmくらいの、ぺらぺらのものが完成する)

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  • 上記に下記のような干渉防止シートを貼り、iPhoneの磁力の影響を抑える
  • iPhoneを分解し(ネジを2本取って、吸盤を用いてディスプレイ部分と基盤部分を分離する)、液晶パネル部分の金属パーツのネジを外す
  • 微妙な隙間が存在するので、2.で作ったぺらぺらのシートを入れる

iPhone 6s / 6s plusでは出来ないので要注意

iPhone 6s / 6s plusでは、溶かしたSuicaを用いたおサイフケータイ化は出来ないので要注意 。下記のようなまとめサイトでは、あたかも6sでも出来るような書きぶりであるが、実際には出来ない。

おサイフケータイ内蔵がiPhone 6sで出来なくなった理由

理由はひとつ、「3D Touchの導入により、液晶パネル部分が膨らんで、その結果分厚すぎてSuicaと読み取り機の接触距離をオーバーするから」。
3D Touch機能がもう少し洗練され、内部のパーツに余裕が出れば出来るかもしれないが、少なくとも6s/6s plusでは、上記の改造を行うことはできないので要注意だ。

なお、6s/6s plusについては、 修理に応じてくれる店舗もなかなか存在しない 点も留意したい。

Posted by webnetforce