Indiegogoで5インチのWindowsPC「Mini PC」がスタート。GPD Pocketを超えた?早速出資

2018年7月8日デジタルガジェット, 海外輸入Android, ガジェット, Indiegogo, Mini PC, Windows, クラウドファンディング

Indiegogoで、5インチのWindowsPC「Mini PC」の出資応募がスタートしている。正直、Indiegogoで出資を募っているものにはハズレもたまにあるため注意が必要なのだが、そのスペックに惹かれた&価格が非常に安いので、今回はサクっと出資をすることとした。

「Mini PC」のスペック

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今回出資を募っているのは「Mini PC」という5インチサイズのPC。

The Most Powerful Pocket-Sized PC Laptop Win 10
The First 5” Mini PC with a 128GB SSD that runs Windows 10, and literally fits in your pocket! | Check out 'The Most Powerful Pocket-Sized PC Laptop Win 10' on Indiegogo.

スペックは次のような形(いずれもアップグレードをしない場合の標準構成)。

要素 スペック
CPU Atom x7 Z8750
メモリ 8GB
ストレージ 128GB eMMC
ディスプレイ 5インチ、1280×820
USB USB2.0x3, USB3.0x1, USB3.0 Type-C x1
外部出力 HDMI
ネットワーク ギガビットイーサネット、802.11ac(5GHz帯対応) Wi-Fi、Bluetooth 4.2
microSD 対応
バッテリ 6,000mAh、6時間動作
サイズ 135mm x 90mm x 16mm
重量 230g
電源 DC 5V
OS Windows10、Android 5.0

CPU

Z8750はGPD Pocket等にも採用されているCPUで、4コア4スレッド、1.6GHz(ターボクロックで2.5GHz)で動作をする。

CherryTrail世代のCPUであり、このタイプのAtomが終了してしまったことから、Mini PC等に搭載出来るCPUとしては一応最高峰(CoreMシリーズを採用すれば、TDP 4W程度となるようだが、Atomが2W程度であることを考えると、このサイズでのCoreM搭載はなかなか厳しいのだろう)。

メモリとストレージ

メモリやストレージに関しては、Windows10の動作には十分な性能を誇っている。また、外部出力にフルのHDMIを搭載している点は非常にうれしい。

外部ポート

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その他の外部出力を見ていくと、豊富なUSBポートを誇るほか、なんとギガビットイーサーネットがくっついている。Wi-Fiも5GHz帯に対応し、microSDカードに対応と、外出先でデスクトップPC的に利用することも十分に可能な構成だ。

強いて言うならば、SIMカードスロットが欲しいところではあるが、Wi-Fiや Bluetoothで我慢すればまあ、なんとかはなる。

重量とサイズ

重量は230gと、iPhone 8 Plus(202g)よりも少し重たいくらい。

サイズは小さいものの、少し分厚い(1.6cm)のが欠点だろうか。ただし、個人的には分厚さをとってでも外部ポートの充実さを評価したい。

OS

基本的にはWindows 10を使う形となるが、Android 5.0とのデュアルブートにも対応をしている。

Androidの使用用途は正直あまりなさそうだが、外出先でサクっとブラウジングをする、等の用途で使えそうだ。

その他

5VのACを利用しているので、ポータブルバッテリからの給電も出来そうだ。USBからACを取るようなケーブルが販売されているので、おそらくそれを使用すれば出来るはず。

Indiegogoでのオプション

公式で謳われているアドオンとして、次のようなものがある。

  • 追加バッテリー。どうやって追加するのかはよく分からないが、バッテリーが交換式なのかと思う。
  • Android 7.1へのアップデート。標準ではAndroid 5.0なので、必要な方はこちらから。といっても、購入後に自分で(無償で)アップデートすることも出来るのではないか…?
    ただ、素人のROM焼きは Windowsもろともぶっ壊す可能性があるので、こちらを頼んだ方が良いかも。
  • ゲームコントローラ。GPD Winのように、ゲーム機として使用することが出来るようになる。
  • ストレージのアップデート。256GBと512GBのオプションがある。

Indiegogoでの価格と出荷時期

Super Eearly Bird(超早期出荷)を使うと、2018年9月の出荷で、なんと149ドル+送料10ドル(だいたい1.8万円)で購入することが出来る。
しかも、保護ケース・スタンドカバー・Bluetoothキーボード付きだ。

この手のPCとしてはかなり安い。というか、画像を見るとBluetoothキーボードの完成度も高く、国内でこれを買おうとするとこれだけで3,000円くらいはしてしまうのではないか。

IndiegogoでMini PCに早速出資をしてみた

私は、Super Early BirdのMini PCと、Android 7.1へのアップデート(15ドル)、及び追加バッテリー(10ドル)を注文してみた。

下記の写真は、本体の注文。

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アドオンを含めると全部で2.1万円ほどかかっているのだが、GPD Pocketとほぼ同じ性能でこの価格は非常に魅力的。

実は私はWindows PCを持っていない(MacのParallels Desktopをたまーに使うくらい)のだが、生のWindowsがまれに必要となることがあり、そういう際に鞄から取り出して使う……というようなことを想定している(例えば、Excelのマクロを使わないといけなかったり、勤務先にVPNで入る等……実は私は、在宅勤務者、かっこよくいえばノマドワーカーである。シャレオツにスタバで作業をしているのだが、Macを持ち歩くのが面倒)。

出資をしたあとに必要なこと

出資を行った後、もしアドオンを購入している場合には、「本体の注文とアドオンの注文が一緒であること」を伝える必要がある。

コメントに次のような形で記入しておけば大丈夫だろう。

Hello.
Please combine orders #XXXXX, #XXXX, #XXXX.

なお、他の出資者を見ていると、Androidのパーティション領域を指定している例がみられた。
こんな感じで記載をすれば、一応応じてくれるっぽい。

make the android partition to XXGB.

[追記]コメント欄に記載いただいた情報によると、デフォルトではAndoroidのパーティションがストレージの1/4に設定されるため、それ以外を希望する場合はコメントで伝えて欲しいとのこと。

なお、いつものIndiegogoでの出資よろしく出資者が一定数(Stretch Goal)に達すると全員に対して無料で追加のオプションが提供される。
現時点では、全員に対して指紋認証付きのUSBメモリが追加されることとなっており、次のゴールを達成した際にはCPUのアップデートとメモリのアップデート(16GB)が提供される予定だ。

CPUが何にアップデートされるのかは記載がされていないが、Z8750はCherryTrailで最もスペックが高いことから、もしかするとCore Mあたりが採用されるのかもしれない。

なんとなく「ガジェットオタク」の心をくすぐる「Mini PC」。既にプロトタイプの生産が行われており、2018年9月の発送に向けて着々と準備が進められている模様。このまま無事に生産が進み、到着することを楽しみに待っていたい。

[5/30追記]なお、本件には詐欺の疑いが発生している。詳しくは下記のページを参照頂きたい。

Indiegogoの「Mini PC」はフェイク?詐欺か?徹底検証
以前に、Indiegogoで非常に魅力的なPC「Mini PC」のファンディング募集が始まっていることを記事にした。https://webnetforce.net/indieg