Android 4.4 Kitkatで日本語フォントをヒラギノゴシックもどきに変更する

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フォントと言えばヒラギノ。僕は普段Macを使っているので、慣れ親しんだ美しいヒラギノ角ゴシックを非常に好んでいる。

しかしAndroidには、ほとんどの場合ヒラギノ角ゴシックのような高いフォントは入っていない。Android 4系でデフォルトで入っているのは画像の一番下、「モトヤフォント」だ。うーむ、なんだか少し汚い。

ということで、今回はこのフォントを美しいフリーフォント「源ノ角ゴシック」(Source Han Sans)に変更してみることとしよう。

ヒラギノライクなフローフォント「源ノ角ゴシック」をダウンロードする

「源ノ角ゴシック」(Source Han Sans)は、GoogleとAdobeが共同で開発したフリーフォントである。画像を見てもらえれば分かるとおり、ヒラギノ角ゴシックに非常によく似ている。

Source Han Sans

hiragino

上が今回インストールするフリーフォント「源ノ角ゴシック」、下がMacに標準でインストールされているヒラギノ。全体感で言うと、ヒラギノの統一感にはかなわない面があるものの、デフォルトでインストールされているモトヤフォントよりは美しい(であろう)。ということで、今回はこのフォントをダウンロードし、Androidに入れる。

まず、SourceForgeの公式サイトから、源ノ角ゴシックをダウンロードする。ダウンロードするファイルはSourceHanSansOTF-1.000.zip(14年10月現在)で問題ない。ダウンロードしたファイルはzipとなっているので、適当なフォルダに解凍しておこう。

Android 4.4にインストールする前の下準備

解凍してみると、7つのファイルが現れる。このうち、標準フォントと太字フォントのふたつが必要となる。

といっても、どれが「標準」で、どれが「太字」というのは、好みで決めてしまってよい。RegularとNormalがあり、Regularのほうが太いという謎の仕様だけ頭に入れておき、好き勝手に選んでしまおう。自分の場合、「SourceHanSans-Normal」を標準フォントとして、「SourceHanSans-Regular」を太字として選んだ。

標準フォントとして選んだものの名前を「DroidSansJapanese.ttf」、太字フォントとして選んだものの名前を「DroidSansJapanese-Bold.ttf」に変更しておこう。もとの拡張子はotfだが、ttfに変更してしまって問題ない。

Android 4.4に日本語フォントをインストールする

あとはインストールするだけだ。なお、はじめに記載しておくと、Androidはroot化されている必要があるので要注意。

まず、作ったふたつのファイルをAndriodの適当なディレクトリにコピーする。ここでは、sdcard内のDownloadフォルダにコピーした。

次に、Android上でシステムディレクトリまで覗けるファイラー(ESファイルエクスプローラやRootExplorerなど)を使用して、先ほどのディレクトリにアクセスする(ここでは、ESファイルエクスプローラを使用した)。「DroidSansJapanese.ttf」と「DroidSansJapanese-bold.ttf」をコピーして、

/system/fonts/

内にペーストしよう。

次に、パーミッションの変更を行わなくてはならない。コピーしたファイルを長押しして選択し、画面下部のメニュー中「他」から、「プロパティ」をクリックする。「権限」の横にある「変更」をクリックし、下の写真のような状態に変更する。

set permission

この作業を2つのファイルに対して行うと、/system/fonts内に日本語フォントが標準用・太字用とふたつ格納されたことになる。パーミッション(アクセス権)などの設定も、無事他のファイルと同じになった。

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「fallback_fonts.xml」の設定を変更し、フォントをAndroidシステムに認識させる

最後に、システムのファイルを書き換えて、これらのフォントを認識させよう。

ESファイルエクスプローラーで、/system/etcを開く。探していくと、「fallback_fonts.xml」というファイルがあるはずだ。シングルタップをし、「ESテキストエディタ」で開く。初期状態だと編集が出来ない状態になっているので、右上の「…」から「編集」を押す。

書き込み可能な状態になったら、ファイルの一番下までスワイプで移動しよう。すると、こんな記述があるはずである。もし存在しなくとも、</family>の下に、変更後のものをそのままコピペすれば問題ない。

「MTLmr3m.ttf」はモトヤフォントのことである。この部分を、次のように変更する。

このfallback_fonts.xmlでは、<fileset>〜</fileset>内に4つのフォントを記述することになっている。そして、一番最初が標準フォント、二番目が太字フォント、三番目が斜体フォント、四番目が太字斜体フォントとして自動的に解釈される。使用しないフォントは省略して構わないことになっているため、上記の書き方をすれば標準フォントと太字フォントの2つが先ほどインストールしたものに入れ替わるのである。

編集が終わったら、保存し(バックボタンを押し、「保存しますか」で「はい」を選ぶ)、再起動しよう。これで源ノ角フォントが無事表示される。