【詐欺注意】身に覚えのない代引商品がAmazonから届いた際の対処法

2019年11月22日ネットサービスAmazon

 

ついに私の元にも起こった。

Amazonから見に覚えのない商品が自宅にヤマト運輸の代引(コレクト便)で届いたのである。結論から言えば、Amazonの迅速なサポートのおかげで解決したのだが、他にも困っている方がいらっしゃると思い、その一部始終をこちらに掲載することとしたい。

自宅に不在票。配達人は「アマゾンNGO2_GROUND」

外出をしていたところ、その間にヤマト運輸の配達があった。

不在票には「アマゾンNGO2_GROUND」の時。通常、Amazonで購入した際には「Amazon.co.jp」と記載されているので少し不穏に思いよく見てみると、「種別」の欄に「コレクト(代金引換商品」との文字が。

Amazonを利用する際、私はクレジットカードで支払っており、代引を利用したことは一度もない。従って、本当に自分の注文なのか、Amazonに問い合わせることとした。

Amazonに見に覚えがない代引商品を問い合わせる

Amazonのカスタマーサービスは24時間行っていて、しかもチャットも用意されているので非常に便利だ。さっそく、Amazonにこの荷物に対して問い合わせることにした。これは、以下のURLから行うことができる。チャットの場合、デフォルトでは機械(AI)による応答となるが、画面上からすぐに有人対応をリクエストすることが可能だ。

Amazonは伝票番号から注文者を調べてくれる

「注文した覚えのない商品が代引でAmazonから配達されているようだ」。Amazonにはこれだけ伝えたところ、カスタマーサービスの担当者は手慣れたように伝票番号を伝えるよう促した。

注文番号を伝えると、すぐに私の注文なのかどうかを調べてくれる。ものの数分で、以下の旨の返答があった。

  • 自分が使用しているアカウントからの注文ではない
  • ただし、個人情報保護の観点から、注文者の情報を開示することは出来ない
  • Amazonから可能な対応は、注文者に対して「受取主(つまり私)が困っている」と伝達すること
  • ヤマト運輸には、受取拒否をしてほしい

Amazonからは、注文者は別に存在しているが、それが誰なのかを教えてもらうことは当然出来なかった。ただし、「困っていると伝達する」以上に、警告を相手に出す対応を行ってくれるようである。

ヤマト運輸にはAmazonから連絡をすることもできるとのことであったが、今回はすでに自宅近辺まで来ており私から連絡したほうが早いため、当方から連絡をし受け取りを拒否することにした。

これにてこの件は一件落着。ただし、悪意のある者に私の個人情報がガッツリと漏れていることは想像に難くなく、Amazonには該当ユーザーのアカウント停止など断固とした処分を行ってほしいところである。

もしも見に覚えのない代引商品を受け取ってしまったときは

今回、私はAmazonからの代引商品を受け取る前に対処をすることができた。しかし受け取ってしまった場合にはどうすれば良いのだろう。

この点もカスタマーサービスに聞いてみたところ、通常の返品と同じプロセスを辿ることで、Amazonギフト券での返品はすぐに行うことができるそうだ。つまり、Amazonに対して送料着払いで商品を送り返すことで、代引の際に支払ってしまった費用はギフト券として返却される模様。

ギフト券ではなく現金として支払いをしてほしい場合、一ヶ月程度の時間を要するものの、こちらも対応をしてくれるようである。

果たして個人情報はどこからAmazonに漏れたのか

Amazonに個人情報が漏れる瞬間は複数考えうるが、一番多いのは「マーケットプレイス出品者に対して、自分の発送先が流出すること」であろう。

Amazonでは発送先を自由に設定することが出来るため、住所・氏名が分かっていれば容易に発送をかけることが可能である。出品者は、セラーである場合には「あわよくば買ってくること」を、そうではない場合は「ポイントなどの受領で利益を得ること」を目的にしていると考えられるが、流出経路(おそらく)に鑑みれば、おそらくセラーが「あわよくば」目的で行っているのではないか。

インターネットを調べてみると、同様の事象は多く発生している模様である。その際には、身に覚えのない場合は受け取ることをせずAmazonに問い合わせること、受け取ってしまった場合でも開封せずにAmazonへ連絡することをオススメする。Amazonの返品プロセスを考えると、おそらく少し開封してしまっても全額返品にはなると思われるが、その場合でも「これは注文していない」と少しでも思ったら、すぐカスタマーサービスへ連絡することが重要である。カスタマーサービスは、対応方法をきちんと教えてくれる。

Posted by webnetforce