RX0II(DSC-RX0M2)で小型ジンバル「Feiyu G6」を使う
最近RX0IIを購入した。画質が素晴らしく良く、また手振れ補正をオフにすることによって相当な広角となるため、気軽に映像を撮影したいシチュエーションではバッチリな商品である。
一方で動画を撮影する際にネックとなるのはジンバル。以前下記の記事において、Feiyutechより発売されているG6というジンバルを紹介していた。
FEIYU TECH (フェイユーテック) G6 3軸ジンバル カメラスタラビザー 生活防水 Gopro Hero 6/5 アクションカム対応【国内正規品・日本語説明書付き・国内保証1年】
既に3万円を切っており、かつジンバル性能は優秀ながら非常に小型、という大変に優れた商品である。実は、本商品は先代のRX0には対応しているのだが、RX0II(RX0M2)への対応は明言していない。今後、専用のアダプタが発売されるような気がしないでもないが、一応の使用方法を見つけたのでご紹介。
まずはRX0用のアタッチメントを購入し、GoPro用アタッチメントと交換する
Feiyu G6では、純正ではGoPro用のアタッチメントが付いている。しかし、こちらには、RX0用のアタッチメントが存在している。こちらを購入しないことには始まらない。
こちらに交換すると、次のような形となる。
RX0用アタッチメントに、振動吸収用のマットやゴムを敷く
これは、別にどれでも構わない。Amazonでいくつか適当に購入し、合うものを選択すれば良いだろう。
ただし、RX0II(RX0M2)とアタッチメントはカメラネジで接続されるため、厚さには注意が必要だ。ゴムであると伸縮性がなく厚さで苦労する可能性が高いため、マットをオススメする。
私は、そのへんに転がっていたカメラ用の保護材を切り抜いて使用した。
上記は仮止め段階なのでテープを貼っているが、両面テープで留めるのがよさそう。
RX0II(RX0M2)を装着し、フリップスクリーンをフリップした状態で起動
RX0II(RX0M2)を装着して起動しよう。実は、マットを敷かない状態でRX0II(RX0M2)を起動すると、Feiyu G6ジンバル本体の振動がダイレクトにRX0IIまで伝わってしまい、モーター音がものすごいことになる(当然、モーターにそれだけの負荷がかかっているということではあるが)。その点を上記のマットで和らげる算段である。
また、この際フリップスクリーンをフリップした状態で起動するのが重要である。フリップしない状態で起動すると、その状態からフリップすると高確率でモーターが根を上げるのに対して、フリップをした状態で起動し、フリップを元通りに戻した場合には、このような動作が発生しない。
ジンバルのモーター音がするときの対処法
モーター音や振動が発生する場合には、Feiyu G6ジンバルを左右に振ってみよう。そうすると、ジンバルがバランスを取り戻し、正常に動作するようになる。
また、ジンバルの位置をきちんと調整する必要もある。RX0マウントの場合、ネジ穴の位置でRX0II(RX0M2)の位置を調整できるほか、ジンバル本体でも左右のバランスを調整することができる。これらを使用してベストバランスを導き出すと、それだけで動作はかなり快適となる。
実際に気になるのは、小さなモーター音がカメラ内部の音声を拾ってしまう可能性があることである。これに対しては、後日検証をすることとしたい。その場合には、下記のようなアタッチメントを付け、外部マイクを装着するという手もアリだ。
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