iPad miniをQi充電(ワイヤレス充電)に対応させる

2019年11月22日iOS端末関連Qi,海外通販(Aliexpress等),ガジェット

 

iPad mini with qi adapter

世の中には怪しいグッズが色々売っているもので、最近は秋葉原やAmazonではなく中国アリババが運営する「Aliexpress」を使用して直接中国から購入することがもっぱら私の趣味になっている。Aliexpressを使用すると何もかもが非常に安い。

ということで、先日Aliexpressを使用しiPhoneやiPadをQi充電(ワイヤレス充電)に対応させるアダプタを使用した。一応、メーカーのウェブサイトには、折り曲げ耐性OK・iPhoneでの動作保証等々記載があるが、その辺はあくまでも気休めであって。取り急ぎ到着したので、この「Wireless Charging Receiver Modules for i5 with Lignthing Connector」をiPad miniで使用してみた。

Aliexpressでアダプタを買う

今回買ったものは、Amazonでは3000円程度で販売されているものである。

ぶっちゃけ、そんなに評判はよくない。そもそもiPhone/iPad miniは5V1A、iPad Airは5V2Aでの充電が標準であるのに対し、Qi充電は規格上5V600mAでの充電となる。当然、Appleの認証を得ているものではない。「うまくいかないことのほうが多い」という割り切りをもって買う必要がある(もしうまくいったとしても、充電が非常に遅いか、不安定である。それはこのアンペアのためだ)

しかしAliexpressならもっと激安で買うことが出来る。こんなもんだ。

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12ドル。ちなみに送料は無料である。自分の場合、9月30日に注文し、10月10日に自宅まで届いた。この間国慶節という中国の巨大な連休を挟んでいるため、何も無ければもう少し早く届くかもしれない。ただし、いつもスムーズに来るというわけではなく、5回に2回くらいはChina Postが一切応答無くなってしまったり、出品者が間違った伝票番号を送ってきたり、トラブルが起こる。やりとりはすべて英語で問題ないので(そもそもAliexpressは外国人向けのサービスだ)、英語ができるならばそんな心配はいらない。

iPad miniにQiアダプタを付けてみる

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ということで、付けてみた。ふだんはiPad miniにLogicoolのケースを付けているので、とりあえずはアダプタをセロテープで接続。ちなみに、この「Wireless Charger」とかいてある面が接地面になるので、逆向けに装着してはいけない(何もおこらないけど)。

「充電していません」—でも充電している

この状態でiPad miniをQi充電器に設置してみると、「充電していません」のメッセージが。しかしこのメッセージ、電圧が少ないためにスリープ状態もしくは電源オフ状態以外では充電できていないことを示すメッセージで、実際には充電が微力ながらも出来ていることを示している(原理は先に説明した通りだ)。無事、使用することが出来た。いつ「このアクセサリは使用出来ません」(こっちだと本当に使えない)になるか分からないのが怖いが。

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だいたい2〜3mmのプラスチック(TPU)カバーを付けているが、問題なく充電可能。だいたい2日くらい使ってみたけれども、夜寝る前に置いておけば朝起きたら充電されている、というのは非常に便利だ。

ちなみにこのアダプタ、iPhone 6 Plusでも同様に使用出来ることを確認した。電圧の問題を考えれば、おそらくiPad Air以外では正常に使用出来るだろう。

(…なお、本場・中国深センでは、このアダプタは500円程度で販売されていた。それを考えるとAliexpressも高いのだが、まあ、送料が無料であることを考えれば…)