Amazon DriveをUbuntu(Linux)で自動マウントする

2018年7月8日Linux・Ubuntu TipsLinux, DTV, Ubuntu

amazondrive
Amazon Driveは容量無制限なので、録画したTSファイルの避難先として非常に有用であるが、外部ドライブとしてマウントする方法がなかなかない。しかし、Ubuntu(Ubuntuを問わずほとんどのディストリビューションで可能と思われる)であれば、次の通りに設定すれば余裕で実施可能だ。

acd_cliのインストール

acd_cliは、Amazon DriveをLinux上のCLIから操作するためのスクリプト。以下のサイトでインストール方法が丁寧に記載されているので、こちらからインストールして欲しい。

Amazon Cloud Driveをコマンドラインで操作する - Carpe Diem
概要 amazon.co.jpの方は写真のみですが、amazon.comの方ではAmazon Cloud Driveが容量無制限プランを用意しています。 こちらはDropboxとは異なり、ローカルPCとの同期型でなくファイルをクラウド上にどんどん送り込むタイプのもので、公式が用意しているアプリもア...

ただし、日本版Amazonでも容量無制限サービスが開始されたため、日本版を利用している場合言語設定を変更する必要はない。また、最近だとデフォルトではw3mがインストールされていないことがあるため、

sudo apt-get install w3m

と、w3mをインストールしておく必要があるだろう。

fuseを使ったAmazon Driveの自動マウント

スクリプトの用意

あとはfuseを使って自動的にAmazon Driveをマウントするだけ。まず、パスの通っているところ(今回は/usr/bin/)に適当なファイル(今回はacdmount)を作り、下記だけを入力して保存しよう。

#!/bin/sh
acd_cli mount -ao $1

今回は全てのユーザーから使用出来るようにするために「-ao」オプションを付けているが、必要がない場合には削除してしまって構わない。
もちろん、上記のファイルを作成した後にはパーミッションを755にしておこう。

fstabの編集

最後にfstabを編集する。今回の場合、ネットワーク接続がされている場合には自動的に/amazondriveにマウントされるようにした。
下記のように/etc/fstabに追記する。

acdmount        /amazondrive    fuse    _netdev 0       0

上記を実施したあと、初回だけは手動でマウントしよう。

sudo mount /amazondrive

これで全てのユーザーが/amazondriveにアクセス可能となる。なお、必要に応じてcronで定期的に

acd_cli sync

を行うようにしておこう(でないと、他の環境で変更された内容が反映されなくなる)。

これで再起動をしてもAmazon Driveを外部ドライブとして使用することが可能だ。
なお、当方の環境では、だいたい80Mbps程度の速度で転送が出来ていた(ベストエフォートの1Gbps環境、最大で200Mbps程度を観測した経験あり)。そこそこの早さで転送が出来るし、mvやcpといったコマンドで操作ができるのでお試しあれ。内部メディアのように使用出来て、非常に快適。

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Thir

最新のガジェットを購入してはレビューする、を繰り返しています。このブログでは、ガジェットの紹介のほか、各種サーバーやスマートホームの構築などを提供しています。最近はYouTubeでもレビュー動画やVlogをあげています。(プロフィール