MakeMKVで不要なファイルを解除し「話数の順番」「第何話なのか」を確認・特定する方法

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海外ドラマなどのブルーレイをMakeMKVを用いてMKVに抽出すると、ものすごく容量が大きく、また一枚に同梱されているとは思えないほど大量のファイルが完成する(話数と比較してもものすごく多い)。

ブルーレイでは、オーディオや字幕ごとに別のファイルが格納されていることがある

ブルーレイでは、たとえば次のような構成になっていることがある。

  • title0は、第一話の映像+英語音声+日本語音声+日本語字幕
  • title1は、第一話の映像+英語音声+フランス語音声+フランス語字幕

そのため、MakeMKVのファイルを確認するページで、不要なもののチェックを外す必要がある。
これは非常に簡単で、各ファイルの中身を確認し、音声と字幕が望みのものであることを確認すれば良い。

MakeMKVでリッピングする前に消しておく(抽出対象としない)べきファイル

あるタイトルを選択し、このような形で日本語が一切含まれていなければ、それは「不要」である。

notuse

もちろん、あなたがフランス語やドイツ語を母国語としているのであれば話は別だが、日本に居住しており、日本語が母国語ないし第二母国語レベルで使えるのであれば、不要であろう。

抽出対象とすべきファイル

use

上記のように、音声や字幕に日本語が含まれていれば、それは必要なファイルだ。これらだけをMKVにする対象とすれば良い。

MakeMKVが出力する順番が、話数の順番と一致しているとは限らない

MakeMKVは次のような出力をすることがある。

  • 出力ファイル名「title01」: 第二話
  • 出力ファイル名「title02」: 第四話
  • 出力ファイル名「title03」: 第一話

これは、ブルーレイを構成しているm2tsの順番と話数の順番が一致していないために発生するのだが、MakeMKVに記載されている「セグメントマップ」は基本的に話数の順番となっているため、これを控えておけばよい。例えば上記の場合、次のような形でMakeMKV上で確認出来る。

segment-map

これらを繰り返していけば、こんな構造になっているのが分かる。

  • 出力ファイル名「title01」: セグメントマップ2
  • 出力ファイル名「title02」: セグメントマップ4
  • 出力ファイル名「title03」: セグメントマップ1

ちなみに、先に挙げたような「ドイツ語がはいっているもの」と、「日本語が入っているもの」が混在してブルーレイに入っている場合、それらのセグメントマップは同一の番号となっている。

ただしここで手に入るのは、あくまでも「ブルーレイの中での順序・順番」であり、「第何話なのか」なのは分からない(当該のディスクのはじまりが第何話、というようなことが分かっていないとダメ)。

「ソースファイル名」から本当の話数を探る

ドラマのように複数のファイルが発生する場合、一番知りたいのは「このファイルは第何話なのか」だ。別に上記の手順で「ブルーレイのなかに入っている動画の順番」が分かったところで、何話から始まっているかどうかを別途確認しなくてはならない。

実は、多くのドラマ系のブルーレイは、ソースファイル名と話数が一致している。下記をご覧いただきたい。

filename

基本的に、ソースファイル名の一番最後の桁(上記で言えば「6」)は、話数の一桁目を示している。上記であれば、「1話」「11話」「21話」などが該当する。

ただし、ブルーレイに1話から11話までを詰め込むというのはあり得ない。なので、この性質を利用すれば、二桁目は容易に特定が可能だ。
「DISC1は1話から6話」「DISC2は17話から21話」などとなっていていることは、パッケージやインターネットの情報から手に入る。その情報を用いて、「このブルーレイは21話までだから、このファイルは11話ではなく21だな」などと推測可能だろう。

ちなみに、ブルーレイによってはソースファイル名の二桁目も連動していることがある(例えば、ソースファイル名の後ろから2桁目が9であれば、話数の二桁目が2である…など。

この場合、ソースファイル名が「000094」となっていれば、24話、と瞬時に特定出来る。これは、やりながら探ってみることでしか見つけづらいが、法則性を発見してしまえば第何話なのかを特定する作業は非常に楽になる。

正直、目視確認は非常に面倒だ。場合によってはネタバレを喰らう可能性すらある。だからこそ、できる限り中身を見ないでリッピングを終えたい。ただ、なんだかんだで中身を見なくてはならないことも出てくるはずだ。
そこは、例えば見たものからMKVに変えていくなり、全話見終わって「面白かったから」と購入するのであれば簡単な復習がてら見るなり、MakeMKVを使用してリッピングするタイミングをうまいことコントロールすれば何とかなる……と思う。