iOSアプリをCydia ImpactorやTWeakboxからインストールした場合の「7日問題」をiOS12でも解消する

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Cydia Impactorから個人のAppleIDでインストールしたアプリは、その証明書の有効期限が7日間となっているため、7日後には再度インストールする作業が必要となる。

なお、Cydia Impactorを利用したIPAファイルのインストールは下記の通り。

また、Tweakbox等からインストールした、ある種の不正なエンタープライズアプリの証明書についても、取消がなされることがあり、その場合には再インストールを行わなくてはならない。

これらを防ぐ手段として、昨今は「Nesstool」が話題となっている。iOS12でも一応動作するとのことで、インストールをしてみた。

Nesstoolのインストール

インストールは極めて簡単で、以下のサイトへアクセスし、サイトに従えばOK。

Nesstoolを信頼済みにする

設定の「一般」から「プロファイルとデバイス管理」へ異動すると、「エンタープライズApp」のなかに「Vajrakaya Technologies」という項目が存在している。

ここをクリックしたあと、アプリを承認しよう。以下は承認した後の画面である。

TuTu Appのインストール

このあとはアプリの起動。

アイコンを開くと、怪しい日本語ではあるが、次のような画面が出てくる。

真ん中のボタンをクリックすると、「TuTu App」をインストールするように促される。これも、インストールした後に証明書を信頼するようにしよう。

Nesstoolを設定する

もう一度NessToolを開き、真ん中のボタンをクリックする。

そうすると、VPNの設定画面が現れるので、OKをしておこう。

もう一度画面に戻ると、保護されている旨の記述に切り替わる。

これで、Nesstoolによる「保護」(7日間制限の無効化)が完了した。

セキュリティリスク

ただし、この方法は当然ながらセキュリティリスクが存在する。その内容は、以下のページで述べることとしたい。

https://webnetforce.net/security-issue-of-tutu-app-and-nesstool/