BOOX Noteにガラスではないが高硬度な保護フィルムを付けてみる

2018年5月14日BOOX NoteBoox Note, e-Ink, OnyX, アクセサリ, 保護フィルム

e-Inkディスプレイはとにかく割れやすい。私がかつて保有していたC67MLという端末は、わずか40cmほどの場所から落としたところe-Iinkが割れてしまったり、ちょっとしたものがディスプレイに当たって割れてしまったりと散々であった。
BOOX Noteは画面が大きいため、出来ればこのような自体を避けるべく、保護シートを貼付したい。ただ、BOOX Noteに保護フィルムを貼付してしまうと、ノートとしての使い心地が悪くなるのではないか……色々と考えていたのだが、とりあえずフィルムを貼ってみることとした。

BOOX NoteにPDA工房の「9H高硬度【反射低減】保護フィルム」を貼付

今回選んだのは、PDA工房から発売されている「9H高硬度【反射低減】保護フィルム」。PDA工房からは、本製品以外にもペーパーライクフィルムをはじめ様々なBOOX Note用の保護シートが発売されているのだが、以下を期待して本製品を購入した。

  • 高硬度であり、耐衝撃に優れていること
    (万が一落下や衝撃物などがあった場合でも、本保護フィルムが割れることによって本体に対する衝撃を緩和してくれる)
  • 映り込みがおこらないこと
    (e-Inkのメリットのひとつは「映り込みが発生しないこと」であり、その特徴を損ないたくない)
  • 「縁」とディスプレイの隙間が少しでも埋まること
    (BOOX Noteは縁とディスプレイの間に2mm程度の隙間が存在しているが、ノートとして使用する際に気になってしまうため、埋めたい)

ちなみに、最後に記載した「隙間」とは、これ。

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ちょっとした段差なのだが、Kindle Oasisのように全く段差がないほうが、ディスプレイをタッチしたりペンで筆記をするときに引っかかりがなく行いやすい。フィルムを貼ることで、この段差を少しでも解消することが…と思った次第。

BOOX Note用反射防止高硬度フィルムを見てみる

実際に到着したものがこちら。

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段ボール紙が差し込まれており、フィルムが曲がらないような形で郵送されてきた。ただ、残念ながら画面の汚れを取るためのアルコールシートや、残ったホコリを採るためのダストバスターは付属していない。

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ガラスフィルムと比較すると非常に薄くて、だいたい0.1mm程度ではないだろうか。正直、先ほどの「隙間を埋める」用途として使えるわけではない。
というか、そもそもこの商品は「ガラスフィルム並の強度を誇るのに、PETフィルムであること」が売りなのだから、これで正しいのである…。

ちなみに、スマホやタブレットにフィルムを貼る際には、一度フィルムを貼った後に四隅のいずれかから少しだけフィルムを剥がし、そこにメンディングテープなどを入れて細かなホコリを取る…ということをするが、この製品には段差があるため「四隅から少しだけフィルムを剥がす」ということが非常に難しい。
最初から四隅にはテープを忍ばせておき、あとからフィルムを浮かせやすいようにしておくほうが、綺麗にホコリを取ることが出来る。
もっとも、e-Inkディスプレイだと、発光していないため多少のホコリが混入したとしても目立つことはないのだが。

フィルムを貼付した感想

boox-note-with-fil-w500

装着した結果は非常に良い。

まず、見た目の変化としては、「Kindle Oasis」のように、反射はしないものの画面が少しばかり映えるようになり、非常に見やすくなった。写真のように、反射がしない程度の光沢感が出るようになり、文字を読んだ際もフィルムを貼る前よりくっきりと読みやすくなったように思える。

問題となるのは書き味だが、これも問題はなかった。
以下にフィルムを貼ったまま文字を書いた動画を紹介する。

上記の通り、フィルムを貼った状態でもきちんと筆記に対して描画が追従してくれていることが分かるだろう。もともとBOOX Noteはそのままの状態だとe-Inkディスプレイに若干の凹凸がある(おそらくe-Inkの下にある基盤に由来している)。そのため、ペンを滑らせる際に場所によって感触に差があったのだが、フィルムを装着したことによってこれが存在しなくなり、結果としてすらすらと記入が出来るようになった。

また、「もしかすると壊してしまうかもしれない」という恐怖心から、なかなか普段使用している中では強く押し込むことが出来なかったのだが、保護フィルムを貼付したことによってその感情がなくなり、なんとなく筆圧を強くするようになったように思える。

なお、肝心の「衝撃保護」の点に関しては、下手に衝撃を与えるとディスプレイはおろか本体も壊れてしまうので試してみてはいない。したがってその効果は不明である。ここばかりはご容赦をいただきたいところ。

ということで、BOOX Noteに保護フィルムを貼付してみたわけであるが、その結果は非常によく、また「ノート」として非常に重要となるペンの追従性を損なうこともなかった。少々値段は張ってしまうが、これでe-Inkディスプレイの破損を防ぐことが出来ると思えば、是非とも購入した方が良いかと思う。

なお、もしノートとしての使用感を重視するのであれば、ペーパーライクフィルムを是非ともオススメしたい。

私もiPad Proではペーパーライクフィルムを使用したことがあるのだが、紙に書いているかのような抵抗、そして音を感じることが出来、非常に心地よい(そのかわりペン先の減り具合が早くなってしまうが)。おそらく、今後様々なメーカーからBOOX Note用のフィルムが発売されると思われるが、用途に合わせてフィルムを選択すれば、何も貼付しない状態よりも格段に快適な環境が手に入るはずだ。

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