Ubuntu 16.04にPHP7.1/PHP7.2を入れ、php-fpmも入れ替える
Ubuntu 16.04にはPHP7.1/7.2が入ってこない。ので、以下の手順で使えるようにした。
PHP7.1/PHP7.2用のリポジトリを登録し、インストール
これは非常に簡単。7.2を希望する方は7.2とすればOK。
add-apt-repositoryppa:ondrej/phpsudoaptinstallphp7.1-apcu\php7.1-bcmath\php7.1-cli\php7.1-curl\php7.1-fpm\php7.1-gd\php7.1-intl\php7.1-imagick\php7.1-mcrypt\php7.1-mbstring\php7.1-mysql\php7.1-pgsql\php7.1-sqlite3\php7.1-xml\php7.1-zip\php7.1-phpdbg
基本的には、これでphpの実行環境はphp7.1になるのだが、php7.0も環境としては残っている。気持ち悪い場合は消してしまおう。
php--versionPHP 7.1.33-1+ubuntu16.04.1+deb.sury.org+1 (cli)
php-fpmをPHP7.1用に入れ替える
PHP7.1-fpmの設定変更
以前の記事でも記載をしていたが、php-fpmの設定をphp7.0と同様に行っていかなくてはならない。
まず、/etc/php/7.1/fpm/pool.d/www.conf
を開き、ソケットで待ち受けている設定を変更する。
listen = 127.0.0.1:9000
今度は/etc/php/7.1/fpm/pool.d/www.conf
を開き、listenそれ自体をやめてしまおう。このあと、a2dismodでこれ自体が起動しないようにしてしまうのだが、一応のおまじない。
php7.1-fpmへpmp-fpmを入れ替える
実は今、php7.0-fpmとphp7.1-fpmが共存している形となっている。これは若干面倒なので、まずphp7.0-fpmは自動起動をしないようにしてしまおう。
逆に、php7.1-fpmの自動起動を有効にしておく。
systemctldisablephp7.0-fpmsystemctlenablephp7.1-fpm
これで、php7.1-fpmのみが起動するようになった。
Apacheの設定を変更する
続いてはApacheの設定変更。といっても、a2enconfでphp7.1-fpmを有効にたら終わり。
a2enconfphp7.1-fpma2disconfphp7.0-fpm
このように、phpinfo()でも、PHP7.1となっていることが分かる。
これにて一件落着。PHP7.2も同じ手順にすれば良い。
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