Google Chromeのリモートデスクトップを使ってLinux(Ubuntu)にリモートアクセス

2018年7月9日Linux・Ubuntu TipsLinux,Ubuntu,リモートデスクトップ,Chrome

 

Chrome リモートデスクトップは、簡単にインストールができるリモートデスクトップソフトウェアで、とくにNAT超えなども意識せずに使用することが出来る。しかしながら、Ubuntu等のLinuxで使用すると、ちょっと設定に苦難したり、普段使用しているUnityがGNOME等が表示されず、壁紙だけしか表示されない場合がある。その解消法をご紹介。

Google Chrome デスクトップをLinux(Ubuntu)にインストールする

これは非常に簡単。以下の要領でインストールすることが出来る。

UbuntuからGoogle Chromeのサイトにアクセスすると、Ubuntu用のパッケージをダウンロードすることが出来る。

ここからChromeをダウンロードし、依存関係をクリアしたあとインストールをする

$ sudo apt-get install libappindicator1$ sudo dpkg -i [ダウンロードしたファイル].debb

これで、UbuntuにChromeがインストール出来た。UnityやGNOMEからChromeを起動することが出来るようになっているはず。

Google Chrome リモートデスクトップをインストールする

Chromeで以下のURLにアクセスし、「Chromeに追加」をクリック。これで終わり。

Chrome リモートデスクトップを起動する 

Google Chromeの左側にある「アプリ」ボタンをクリック。

chrome-app-list

その後、アプリの一覧が表示されるので、なかにある「Chrome リモート デスクトップ」をクリック。

chrome-desktop-menu

そうすると、Chrome リモートデスクトップの画面が起動する。

chrome-desktop-launch-w637

ただし、これではこの端末に他の端末からアクセスすることが出来ない。そのため、ホストファイルをインストールする必要がある。

ホストファイルのインストール

ほとんどGoogleの公式ページに記載されている案内に従えばOK。

「ステップ 2: ホスト コンポーネント用の Debian パッケージをインストールする」からパッケージをダウンロードし、dpkg -i等でインストール。これで、Chrome リモートデスクトップを用いてUbuntuにアクセスすることが出来る。

なお、依存関係が出まくるときは、apt-get install -f で依存関係を解決しながらインストール出来る。

トラブルシューティング

よくあるトラブルはふたつだ。

  • 普段使っている画面が表示されず、壁紙だけが表示されてしまう
  • 画面解像度がおかしい

それぞれ下記記事に対策方法を記載したので、ご確認あれ。

Posted by webnetforce