屋内YouTube撮影で照明が暗いときはリングライトが良いかも
良く言われることに、「素人の動画は暗い」というのがある。つまり、どこかにだけ光が当たってしまっているために、画面全体が暗くなってしまう、ということだ。
例えばシーリングライト一灯で動画を撮影すると、「全体的に」くらい動画が完成してしまう。一方で、リングライトや外部ライトを使うと、部屋全体が照らされる形となり、部屋全体をキレイに映すことが可能となる。
よく使われるライトは、YONGNUO 600球LEDライト YN-600
よくYouTuberが使っているのは、この「YN-600」というライトである。
Yongnuo YN-600 LEDビデオライト 600球のLEDを搭載 カメラ&ビデオカメラ用 (AC電源アダプター付きYN-600, 5500Kのみ)
多くのYouTuberは、このライトを「壁に照射する形で」使用している。ライトを人物に当てすぎると、人物が白く飛んでしまうのだ。天井や壁に照射すること、反射した光を含めて全体を明るくする……というものである。
この商品に関しては、カズさんがレビューをしている。
ただ、この照明を活かすためには、2台必要であるとコメントで述べられている。
また、その他の利用者によれば、反射を活かすためには部屋が狭ければ狭いほど良いとのことだ。ライトを二灯つけるのは面倒……というときに、リングライトである。
リングライトという選択肢
上記のライトは非常にコンパクトなのだが、一方で「リングライト」と呼ばれるライトを使用している方も複数存在している。
リングライトを使うと、目に光が入るということもあり、女性系YouTuberでの利用が多い。
私が購入したのは以下のリングライト。
このライトは、80cm程度の直径があるのだが、その中に4cmほどのライトが円形に並んでいる。
付属の三脚をうまく使うことで、50cm〜200cmまで、光源の位置をずらすことが可能。
かばさんは非常に美しい動画を公開しているのだが、自宅で撮影しているライブ配信ではおそらくこのリングライトを使用していると思われる。
カメラを正しく設定する
照明を用いるときに限らないが、基本的に屋内で撮影をするときは、絞り・ISO感度・シャッタースピードをうまく調整して、良いあんばいの色合いを見つけることが重要である。
実際に使用してみた
実際にこのリングライトをつけてみた映像がこちらである。
ライトの輝度はMax。そのため、ブツ撮りをした際にライトが当たりすぎることがあるが、ライトのもう少し下げてあげれば、その問題も解消出来るだろう。
なお、水槽をつけていないときには、やはり部屋全体(とくに後ろ)が暗くなってしまう。そのため、その部分には柔らかい光を出してくれる間接照明を配置してあげるか、もう少し安い照明を購入して、部屋全体をもう少し明るくしてあげれば良いかと思われる。
さあ、どうだろう。意外と良い感じに仕上がっているのではないか。といいつつ、照明沼は恐ろしいものなのだ。結局、私がYN-600を買わなければ、あるいは上の動画をみて「これで十分だ」と思うのであれば、この記事は正解だということだ。