Xiaomi(シャオミ) Mi5 レビュー Vol.1 −−Galaxyに似ているというのは本当?
今回、Xiaomi(シャオミ・小米)のフラグシップフォン「Mi5」を購入した。まずは外観を写真で見てみることにしよう。
Xiaomi Mi5は、前評判では「Galaxyに似ている」とさんざん言われているが、実際にGalaxyと比較しつつ、本当に似ているのかを主に見ていくこととしたい。
化粧箱
これまでは茶色の化粧箱に入っていたが、今回はカラフル。外箱に関しては、サムスンからアップル寄りになったように思われる。
化粧箱の裏面
スペックの記載もきちんと行われており、
- snapdragon 820 クアッドコア 2.15GHz
- 5.15インチ液晶
- 1,600万画素カメラ/400万画素カメラ
- 2,910mAhバッテリ
- 3GBメモリ・64GB ROM
であることが明示されている。
表面
ベゼルの縁が非常に狭く美しい。
SIMカード
Xiaomi Mi5は世界が待望した「4G+3G同時待ち受け」に対応している。
例えば、ドコモのSIMカードで電話を待ち受けつつ、MVNOのSIMカードで通信を行う……ということが可能だ。
SIMピンを使ってSIMカード挿入口を確認してみると、nanoSIMカードを入れるスロットが2つ用意されている。左側が4G対応、右側が3Gだ。
他のデバイスと比較してみる
左から、Galaxy S6 Edge, Xiaomi Mi5, Xiaomi Mi Note Pro。
こうしてみてみると、Mi Note Proはベゼルが太くダサい印象を受けてしまう。
「似ている」と言われたGalaxy S6 Edgeは、Edgeディスプレイがエッジを効かせているせいかボタンを除けばそこまで似ているという印象は受けない。
横
ちなみに、横からみてみるとこんな感じ。左側はGalaxy S6 Edge、右側がXiaomi Mi5。
Mi5のほうが厚いのが残念だが、ボタン配置が工夫されている(右側に音量・電源ボタンが集約されている)ため、片手操作には手間取らない印象を受けた。
裏面
今回購入したのはホワイト。シンプル・イズ・ベストという感じ。非常に握りやすいカーブがかかっているため、片手でも簡単に操作ができる
中身
ちなみにこの背面カバー、吸盤を使うと簡単に外すことが出来る。
おそらく今後、Mi note proの際と同じように、サードパーティー製の様々なパーツが登場するだろう。
下の写真はMi Note Proの背面カバーをBamboo(竹)に変更しているが、Bambooカバーの人気度は現地でも高い(らしい)ため、すぐに出てくるだろう。
なお、これだけのスペースががあれば、おそらく中にSuicaを内蔵させる等も出来るはず。必要な場合は溶かさなければならないが、ぺらぺらのSuicaは薬品を使うと簡単に作ることが出来る。詳細は下記を参照あれ。
総評 – Mi5はGalaxyにはそこまで似ていない
前評判では、「Galaxyみたい」と騒がれていたが、実際にGalaxyと比較してみると、ボタンを除けば大きく似ている印象は受けない。
むしろ、Android端末において、真ん中に物理ボタンを大きく配置している特異性や認知をGalaxyが高く得ていることが証明されたと言ったほうが適切であると思う。
全面に至るコーティングや曲線は美しく、iPhoneのDラインのように汚らしい印象を持つ事も無い。また、握りやすいように設計されているのか、片手操作(とくに右手での操作)が非常に行いやすいように思えた。
さて、次回は中身の話をしていく予定。