MacBook Pro 13インチ(2018)にスキンシール「wraplus」を貼ってキズ・汚れを防止
新しいMacbook Pro13インチを購入した。これまでずっとMacbook(2017)を使用していたのだが、ChromeやSafariを用いたデバッグ作業ですら重たくなってきたためである。ちょうど4コアの13インチモデルが出てきたのと、macOS自体がeGPUに対応をしたため、15インチやデスクトップモデルは必要ないと判断した。
さて、MacBook Pro 13インチは1.37kg程度と持ち歩けない重さではない(さすがに、12インチのMacbookには劣るが)。ただ、やはりキズや汚れが筐体に付いてしまうのは避けたい。とはいえ、余計に重たくなってしまうようなケースは使いたくない。ということで、今回は「wraplus」のスキンシールを購入して貼付してみた。
スキンシール vs カバーケースプロテクター
Amazonで検索すると様々なスキンシールが出てくるが、今回使ったのは「wraplus」のもの。
全部で31色も存在しており、選ぶだけで一苦労。それでいて薄さはわずかに0.2mmにおさまっているため、スキンシールを貼付した状態で純正のレザーケースへ収納することも可能だ。
とはえいえ、スキンシールでは天板や裏面への汚れは防ぐことが出来るものの、落下時の衝撃を和らげることは出来ず、またMac本体の「角」のように、キズがつきやすい部分を守ることもできない。
そう、当然ながら、キズや汚れ、耐衝撃を取るのであれば、下記のようなカバーケースプロテクターを装着するほうがよっぽど良い。
何を隠そう私も以前まではずっとこういったタイプのカバーケースプロテクターを使っていた。ただ、今回はMacBook Proをそこまで物理的に重たくしたくなかったことと、純正のレザーケースにおさまる大きさにしたかったこと、耐衝撃は持ち歩く際に使う別のケースで何とかなることから、初めてスキンシールを使うこととしてみた。
(AppleCareに加入したというのも大きいが……)
wraplusのスキンシールを貼る
Amazonで注文してからだいたい2日くらいで到着した。
郵便受けに入るくらいの大きさの封筒の中に、以下が入っている。
- 天板用シート
- 裏面用シート
- 側面用シート
- 取扱説明書
なお、取扱説明書にも記載があるのだが、文章を読むよりもYouTubeにアップロードされている貼付方法を解説した動画を見た方が早い。
私は大変に不器用なのだが、この動画の通りに貼付をしたら比較的うまく貼り付けることが出来た。また、貼り付けがなかなかうまくいかず2〜3回やり直しをしたのだが、wraplusを完全にMacBook Proに貼り付けず、かつ折り目をつけないように剥がしてあげれば、何度かは張り直しが出来る印象を受けた。
wraplusをMacBook Proに貼ってみて——天板
全体的にはこんな感じ。全体的に、MacBook Proの天板よりも本当に少し小さく作られているため、縁の部分ではもともとのスペースグレー色が若干見えてしまっているが、概ね満足。
アップルロゴの部分は見事に切り抜かれていて、まったくズレもなくキレイに貼ることが出来る。アップルロゴが少しずれるとやり直したくなってしまうが、その場合は最後まで貼り付ける前に剥がしてもう一度貼るようにしよう。一度貼り付けてしまうと、そう簡単にはきれいに剥がすことが出来ないからだ。
素材自体がかなり伸縮性を有しているため、少し伸ばしながら貼ると良いのではないかと思う。また、空気が入った状態になってもそれを外に押し出してあげる必要はなく、指でそっとなぞれば外に出て行くようだ。
上の写真のように、少し丸まっている角の部分も、きれいに貼ることが出来る。
wraplusの側面シール
今回のモデルでは、側面に貼るステッカーも付いてきた。Thunderboltの端子にうまく合うように合わせてあげると、きれいに貼ることが出来る。
また、この部分からも分かるとおり、少しカーブがかっている天板部分にもきれいにシールが張り付いていることが分かるだろう。
Macbookで使用したカバープロテクターと比較してみる
以前に購入したMacbook用のカバーと比較をしてみた。Macbook用のカバーは、以下のショップから購入したものである。
言わずもがな、上がMacbook、下がMacBook Pro。どうみても、ショップで購入したカバーは、透明なカバーケースの上からwraplusのスキンシールを貼付しただけのように見える……そして、実際にカバーケースをちょっとだけ剥がしてみたところ、wraplusと同じような剥げ方をした。アップルマニアでは、昔「スキンシール貼付済みプロテクター」という呼称を用いていた(と思う)。のだが、このスキンシールとは、もしかするとwraplusと全く同じものかもしれない。
純正レザースリーブへも収納可能
非常に薄いサイズであるため、純正のレザースリーブへもなんなく入れることが出来る。カバーケースとは違ってこれが出来るのが非常にありがたい(といっても、このカバーケース、買ったのは良いものの耐衝撃性なんてまったくないだろう……)。
wraplusのスキンシールは買いか?
ということで、今回は汚い机・バランスの崩れた写真とともにwraplusのスキンシールをレビューしてみた。
ほんの少しだけサイズが合わないことが不満として残るものの、それ以外は全く問題なし。貼り付けも非常に簡単だ。
何度か(いたずらに)障ってみたのだが、側面のシールを含めて剥がれる気配はほとんどない。また、「剥がしたい」となったら簡単に剥がすことが出来るのも非常に良い。完全にキズを防止することは出来ないと思うが、少なくとも汚れからMacBookを守ることは出来るだろう。デザインも申し分ないため、ちょっとしたキズや汚れからMacBookを守りたいが重量を犠牲にしたくはない……という方は、是非購入されてみてはいかがだろうか。