【レビュー】超軽量スコンカーMod「SUNBOX LV-426+」
久々にVapeの話題。
最近BF(ボトムフィード、スコンカー)アトマイザーにハマっている。スコンカーとは、リキッドを下にハマっているボトルから供給するスタイルで、いちいちリキッドを入れたボトルを持ち歩く必要がなくなるので、非常に重宝していた。
しかし、基本的に販売されているスコンカーMODはテクニカルもメカニカルもポケットに入れて運ぶにはちょっと重たい。個人的には、iStick Picoくらいの大きさで、しかも小さいものが欲しい。具体的には、以下の条件を満たすスコンカーModが欲しかったのだ。
- 軽量
- ロック付き
- 見た目がカッコイイ
そんな中、電タバ貴族であるところのまっさーさん(@nexmoke)が、InstagramにSUNBOXの「LV-426+」をアップロードしているのをみて、このModがどうしても欲しくなった。ということで、海外から輸入してみた次第。さっそく開封していこう。
SUNBOX LV-426+
購入したのは以下のサイト。
意外と送料も安く済み(国際書留を選択したが、1週間程度で到着)、合計で26,000円程度で購入。
LV-426とLV-426+があり、後者にはSunboxによる「BOMBER PRO MOSFET」という制御チップが搭載されている(なので、完全にメカニカルMODというわけではない)。
BOMBER PRO MOSFETの機能
BOMBER PRO MOSFETはてっぺんに装着されたファイヤボタンの下に格納されていて、操作は次のように行う。
操作 | 機能 |
---|---|
3回クリック | 電源オンオフ |
クリック | ファイヤ |
5回クリック | ステルスモード(ファイヤ時のLED点灯がなくなる |
また、インジケーターの様子でバッテリーのショートなどを判別することが可能。
インジケーター | 内容 |
---|---|
早い青い点滅 | アトマイザーなし |
早い赤い点滅 | ショートプロテクション |
ゆっくりとした赤い点滅と青い点灯が同時に発生 | ローバッテリー警告(3V以下になると発生) |
早い赤い点滅と ゆっくりとした青い点滅が同時に発生 | カットオフプロテクション(2.65V以下になると発生 |
その他、12秒以上ファイヤーし続けたり、バッテリを上下逆に装着した際にも電流が流れないように制御を行っている模様。
ただし、この制御チップの交換方法は不明である。また、これがあるからといって安心してはならないのは当然。
LV-426+の大きさと重さ
大きさは非常に小さい。だいたい、iStick Picoと横はおなじくらい、高さはLV-426+のほうが少しだけ大きい。
単体での重さはなんと40グラム(若干リキッドを入れているので、実際にはもうちょっと軽いはず)。3Dプリンタから削り出しているわけではないとのことだが、クラフト素材で作られているからだろう、非常に軽量である。
アトマイザーを装着してみる
今回装着したのは、「Femto BF RDA」。最近発売されたボトムエアフロー式のアトマイザーで、これまでずっと使用していた「Nectar Micro BF」の代わりに購入してみた。
装着した様子はこちら。
使用している電池はSONYのVTC5。
黒い本体に緑色のバッテリーというのは意外と似合っていると思うのだが、もし黒に統一したければ、KeepPowerが販売しているものを購入すれば良い。
海外のフォーラムでは「ファイヤボタンが上に付いているので吸うときに口に手が当たってしまい吸いづらい」というレビューがあったのだが、私が使ってみた限りそんなことはなく、親指の腹でおしてあげると良い感じのフィット感である(もちろん、使用するアトマイザーが小さかったり、ものすごく短いドリップチップを使うとそういうことが起こるのだろうが)。
バッテリーとアトマイザーを装着しても122グラム。これなら、ポケットに入れて持ち歩くことも可能だろう。
SUNBOX LV-426+を買ってみて
ちょっと安っぽい感じがするかと思いきやそんなことはなく、全体的には意外と高級感が溢れている。
ファイヤボタンを押してから実際に煙が出てくるまでの時間は非常に短く、非常に快適である。少なくとも2.5万円を出して購入したかいがあったと言えるだろう。
一つ気になる点としては、やはりBOMBER PROがぶっ壊れたときの対処がどうしようもないというところ。どうやら海外(SUNBOX本拠地のイタリア等)では基板単体での販売も行われているようであるが、LV-426+を分解すると二度と組み立てることが出来ないような気もしている。
それにしても、自宅と外出先でひとつのMODに統一したかった私としては、LV-426+とFemto BF RDA、そして予備の18650バッテリーを常に持ち歩けば大丈夫というのは非常に心強い。ガンガン吸ってもボトルにリキッドを満タンにしておけばほとんど問題が無い(ちなみに、私は1Ωで運用している)。
ということで、しばらくはこの組み合わせで生活出来そうだ。